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市指定遺跡香山駅

*香山駅
*市指定遺跡
*新竹市中華路五段349巷2弄7号
 
歴史と変遷
  香山は、新竹の西南に位置する海浜地区で、早くはタオカス平埔族の居住地だったため、漢人(中国からの漢民族)はこの地を番山と呼びました。雍正、乾隆年間になってようやく漢人がこの地域を開墾したので、後に番山は聞こえが悪いとして香山と改名したという説があります。他にも故郷の山河を懐かしんで鄉山としたのを後に香山(同音異字)に改名したという説もあります。香山には良い港あったので、住民の多くが海によって生計を立て、次第に規模の大きな集落となり、清代には津波からこの地を守るために香山塘が築かれ、道光年間成には竹塹地区の貨物の集散港となりました。
 
  香山駅は、1928(昭和3)年に建てられた西部鉄道幹線で数少ない現存する木造の駅舎のひとつです。現在、停車する列車は少なく、香山駅の駅区域も小さく、待合スペースも狭いですが、駅の親しみやすさが香山の人々の記憶の中で欠くことのできない建物となっており、香山のシンボル的建物のひとつです。
 
建物の特色
  香山駅は、伝統的な「入母屋造」形式の木造建築で、このような屋根の形も中国の建物の屋根の作り方で、その特徴は、屋根の左右両端の反り上がった部分、三角形の底辺など、広いひさしで、日本の建物によく見られる形式で、屋根の瓦は日本瓦を使っています。  
 
  香山駅の駅舎は細長く、全体の設計は一般的な左右対照の手法ではなく、入り口を端に置き、入っていく感じを強調するため敢えて入り口玄関を追加し、玄関の木の柱は唐草の彫刻の装飾で支えられて、玄関上部は「破風」処理が施されています。これも日本の建築手法のひとつで、早期の屋根には小瓶が置かれ、邪を避ける作用がありましたが、残念なことにもうなくなってしまいました。
 
  日差しや風雨を遮るために、待合スペースの外側には屋根のついた廊下を配し、シンプルな木の構造で支え、室内は石綿の板の壁、事務所の片側の窓の上にはひさしで風雨を防ぐよう、クロス構造をとっています。これは、極めてシンプルで特徴的な方法です。この廊下の屋根と雨のひさしによって香山駅は山が重なるような形状の屋根を持つ木造建築に見えます。その素朴な外見とシンプルな構造は、その小さな駅にピッタリで、まさにその素朴さこそが美しさを際立たせています。
 
  香山の人々にとっては、それは香山の入り口であり、生活の一部です。毎日夕陽が沈み、駅を出ると、帰り道を夕霞が迎えてくれます。この毎日の情景が、香山の人々の心の中で最も美しい一幕なのです。
来場者数:6234 人は、日付:2016-07-05