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新竹市政府
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国定遺跡新竹州庁

*新竹州庁
*国定遺跡
*新竹市中正路120号
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歴史と変遷
  新竹州庁は、今の新竹市政府です。これは1926年(昭和元年)の建築物で、二十世紀の歴史および新竹県と市の発展と密接な関係を持つ歴史的な建物です。
 
  1895年(明治28年)、日本軍が新竹に進駐した後、初期の公共建築はほとんど清代からの公共施設を転用したものでした。当時の新竹庁舍は、清朝の淡水庁署衙門(今の土地銀行付近)で、翌年から改修が始まり、何度も改装を経ることになりました。1904年(明治37年)7月には、新竹庁の参事であった鄭如蘭などが新庁舍の建設を提案するようになりました。
 
  1905年(明治38年)に新竹は最初の「市街改正」を行い、道路の建設、下水の整備、公共施設用地の策定を行いました。新竹州庁の建設計画はこの際に提出されましたが、その時点での公共建設は、交通、水利、教育などの施設が主で、州庁は引き続き修理しつつ使用されることになりました。このようなわけで、新しい庁舎は1925年(大正14年)になるまで起工されませんでした。新たな庁舎は翌年末に完成し使用されることになり、その後増設や改修がなされ、現在見られる形になりました。
 
建物の特色
  新竹州庁は上空から見るとコの字型の強化レンガでできた2階建て建物です。中央は中庭になっており、中庭に面した廊下が各空間を繋いでいます。一階は円形アーチの廊下、二階は方形アーチの廊下となっており、安定感を与えると同時に、すっきりとしたイメージの建造物になっています。またこれにより優れた採光効果も上げています。建築材料は、土台に花崗岩が使われ、壁は主として赤レンガですが、壁面下部と窓の周囲は小石の洗い出しになっており、赤と白のコントラストがマッチして、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
 
  この建築物で最も人目を引くのは、正門入口と両側のウイングです。正門入口には玄関が突出しており、二本の柱に支えられたポーチがその重要性を主張しているようです。両側には小さな塔が付随し、玄関に彩を添えています。ロビーに入ると、しゃれた洋式のアーチ廊下とローマ様式の柱が見え、当時の新竹州の重要度を彷彿とさせます。両翼のウイングは、コの字の両角部分に位置しており、重厚感を添えるものとなっています。また、階段踊り場にはもう一つの出入り口も付設されています。
 
  新竹庁舍は全体的には洋風建築ですが、屋根は東洋の建築に見られる斜めの木造駆体に瓦を載せたもので、和洋折衷の建築スタイルになっています。設計者は、比率と対称関係を巧みに活用し、存在感のある官庁建造物を造り出しました。
来場者数:6689 人は、日付:2017-03-16